制作の流れ
1.ご注文・お見積り
化粧箱のご注文は、作りたい箱の形状とサイズを選択したあとに、紙の種類・印刷の色数・表面加工選択してからご希望の納期を選んでからのご注文となります。
どんな計上の箱を選んだらいいか、表面加工の内容についてはご説明のページをご用意しておりますが、その他ご不明な点がありましたら、詳しくご説明させていただきます。
2.デザインデータの入稿
入稿データはイラストレーターのaiデータやPDFにて受付けております。wordやPower Pointなどのオフィスソフト・手書きでの入稿も賜っておりますが、デザイン作成費が別途発生し、納品までの日数が長くなってしまいますので、あらかじめご了承ください。
その他の入稿についてご不明な点についてはご利用ガイドページにて詳しいデータ作成方法をご案内しております。
※詳しい入稿内容についてはこちらから
3.データチェック
製版前にデザインデータを多面的にチェックします。アウトライン化しているか、写真データは適切な処理がされているかなど確認を行い版下データを作成します。
データをチェックさせていただき、印刷を進行するうえで問題がない場合チェック完了と致します。
(チェックの内容につきましては下の ※データチェックについては こちら をご参照下さいませ。)
チェック完了しました時点でメールにてお知らせいたします。
チェック完了後、そのまま製作工程に進行いたします。
校正チェック用のデータ送信はございません。
予めご了承くださいませ。
量産前に
・簡易校正をご希望の場合はサンプル・インクジェット紙(\5,000+税)
・本機校正をご希望の場合はサンプル・本機校正(\30,000+税)
を商品ページより別途ご購入頂きますようお願い致します。
※データチェックについてはこちらから
4.製版
製版は、デザインデータを印刷用のC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の色に分けます。製版は一連の過程において、下版前の、修正のきく最後の工程ですので、間違いが見つかると組版作業からやり直しとなります。
※製版についてはこちらから
5.刷版
ここでは、前工程で調整されたデザインデータから、印刷機向けの版を作成します。版作成では、プレートセッターやCTPを使い質の高い『版』を作成します。
※刷版についてはこちらから
6.インキ練り
数十種あるインキの中から、ベタ面の面積や線の細さ、使用環境によって使い分けます。選択するインキによっては、印刷特有のマージナルゾーン(印刷した写真や点の縁に生じるインキの濃い輪郭)が目立つ恐れがあるため、オペレーターの経験と勘が必要となります。
※インキ練りについてはこちらから
7.印刷
お客様のご要望・仕様に最適な印刷機を使い、心を込めて印刷します。オフセット印刷機、オフセットUV印刷、オンデマンド印刷により多様な印刷物に対応できます。
※印刷機についてはこちらから
8.表面加工
疑似エンボス加工、箔押し加工、プレスコート加工などを、お客様がご依頼された紙箱・化粧箱をワンランクアップさせる加工を施します。
※加工についてはこちらから
9.打ち抜き(トムソン)工程
表面加工などが終われば、打抜き(トムソン)の工程になります。CAD工程で作成したデータから木型を作成し、トムソン機にセットします。印刷や特殊加工後の紙を木型のように抜いたり、折罫を入れて行きます
※トムソン工程についてはこちらから
10.貼り(グルワー)工程
打抜き(トムソン)が終わればいよいよ最後の貼り(グルワー)工程です。前工程(トムソン)で抜いた紙を機械(グルワー)で折ったり、糊貼りしながら最終的な箱の形に仕上げていきます。
※グルワーについてはこちらから
11.検査
サックマシーンにて貼り合わせてから、小さなピンホールや汚れがないか紙面検査装置や、箱の耐摩擦性検査装置で検査します。
※検査工程についてはこちらから
12.納品
お客様の求められる日程、発送先に合わせて納品・お引き渡し完了となります。時期や商品によって異なる場合もありますのでお急ぎの場合は別途ご連絡をお願いします。
※納品についてはこちらから